こんにちは。72期の植草です。
みなさま、昨日5月27日は何の日かご存じでしょうか？そう、「世界カワウソの日」です。イギリスのNPO団体国際カワウソ生存基金がカワウソの保護を目的として毎年5月の最終水曜日を「世界カワウソの日」として定め、多くの水族館などがカワウソにちなんだイベントを行っています。今年は残念ながらイベントの開催は難しい状況でしたが、各園がSNSなどでカワウソの情報を発信していました。（昨日はついったーにたくさんのカワウソがいました。幸せでした）
今回はそれにちなんで（1日遅れですが）カワウソを紹介していきます！
〇カワウソのあれこれ〇
持ち前のかわいらしさで近年急激にその勢力を伸ばしているカワウソ。水族館でのふれあいイベントも人気を集め、最近ではカワウソカフェなるものも出てきています。
カワウソは川や湖の周辺に生息するイタチ科の哺乳類で、南極・オーストラリア・ニュージーランドを除く世界各地の水辺で暮らしています。寿命は野生下で10～12年、飼育下だと10～16年ほどだと言われています。
特に有名な種はコツメカワウソ。その名の通り脚の指に小さな爪がついている、世界最小のカワウソです。大人になっても40～60㎝ほどで、体重は3～6㎏程で、だいたい小型犬くらいの大きさです。
カワウソは環境変化や乱獲、密輸によっていくつかの種が絶滅、現在では5種が絶滅危惧種に指定されています。かつて日本中にいたカワウソが絶滅したという話はとても有名ですね。水族館でたくさん見られるとはいえ、自然界では危機に直面しています。
〇ペットにカワウソ⁉〇
実はカワウソはペットとして飼うことができます。僕は飼ったことはありませんが、話を聞く限りあまりオススメはできません。
まず費用がかなりかかります。希少価値が高く人気もあるので、生体はかなり高価です。さらに毎日水浴びをさせなければいけないので水道代も相当かかります。
次に臭いの問題があります。えさに生魚や貝などを与えるため、生臭さがあります。加えてしっぽの付け根にある臭腺から強いにおいを発することもあります。対策をしないと近隣から苦情が来る恐れもあります。
入手も飼育も難しい生き物なので、飼育はきちんと調べ、真剣に考えてからにしましょう。
〇カワウソに会いに行こう！〇
カワウソに会える東京周辺の動物園や水族館をいくつかリストアップしてみました。ご参考までに。
・上野動物園（東京）
・多摩動物公園（東京）
・サンシャイン水族館（東京）
・横浜・八景島シーパラダイス（神奈川）
・市川市動植物園（千葉）
このほかにもいくつもあるので、ぜひ公式のホームページなどをのぞいてみてください。個人的にはサンシャイン水族館や横浜・八景島シーパラダイスがオススメです！
※カワウソも生き物なので急遽展示が取りやめられる場合もあります。ご了承ください。
〇最後に〇
今日多くのカワウソが絶滅の危機にさらされています。カワウソを守るためにはひとりひとりの意識が重要です。あの愛くるしい姿を二度と拝めなくなるなんて日が来ないよう、彼らを見守り続けていきましょう！
それでは！